リストの概要
リスト表示により、ユーザーはカスタマイズ、ソート、フィルタリングのオプションを活用して、異なる視点からスタディデータをレビューすることができます。Workbenchのリストページでは、さまざまなリストタイプやカテゴリーにアクセスできます。4つの主なカテゴリーは、レビュー、コア、パブリック、プライベートです。
これらのカテゴリーには、システム生成リスト、カスタムリスト、リストのレビューなど、さまざまなリストタイプがあります。
システム生成のリストは以下の通りです。
- 主要リスト
- システムリスト
- クエリリスト
主要リスト
主要リストは、データベースにデータをインポートする際に自動的に作成される、スタディ内の各フォーム用のテンプレートです。スーパーユーザー、金庫オーナー、およびカスタム権限を持つその他のユーザーは、金庫レベルで主要リストを変更することができます。主要リストは、ヘッダーカラムの定義やコアデフォルトの設定など、設定セクションで構成することができます。
システムリスト
生の形式のエクスポートパッケージでは、CDBによってシステムリストが自動的に作成されます。これらのリストには、収集されたデータは一切含まれず、文脈上のスタディ情報のみが公開されます。
システムリストは、エクスポート**>**定義からアクセスできます。
クエリリスト
クエリリストは、スタディにおけるすべてのクエリ(手動およびシステムクエリ)の中心的な場所を提供します。研究名から、またはナビゲーションドロワーを使用して検索できます。
ワークベンチでは、複数のソースからのデータクレンジングとクエリが可能です。デフォルトでは、スタディ対象のソースごとにクエリリストが含まれ、それぞれにラベルが付けられます。例えば、スタディに EDC とラボという 2 つのソースがある場合、ワークベンチは 2 組のリストを生成し、ソース名でラベル付けします。クエリリストは、公開または非公開として保存することはできません。
クエリリストには、フォーム名、アイテム名、クエリ年齢、クエリメッセージなど、各クエリの情報が表示されます。クエリと応答は、クエリ詳細パネルに表示されます。
クエリリストは3つのカテゴリーに分類されています。
- クローズドクエリ:スタディのデータソースからクローズドステータスのクエリをすべてリストアップします。
- 未処理クエリ: このデータソースから、スタディでオープンまたは回答済みステータスのクエリをすべてリストアップします。
- クエリメッセージ: スタディ内のこのデータソースからのすべてのクエリをリストします._コメントと、コメントが投稿された時点でのクエリのステータスを、個々の行に含めます。
カスタムリスト
カスタムリストは、ユーザー定義のリストで、ユーザーの好みに応じてデータを表示します。これらのリストは、公開または非公開にすることができます。他のユーザーが保存した公開リストを研究で閲覧できます。リストを非公開に設定すると、そのリストは自分だけが閲覧できるようになります。
参照オブジェクト
参照オブジェクトは、試験データとともに、クレンジングやエクスポートを目的としてCDBに取り込まれる特殊なデータセットです。参照オブジェクトを介した非臨床データのインポートが可能です。各オブジェクトには、試験データに関連付けるためのキーが定義されています。参照オブジェクトはキーを最大 4 つ持つことができます。参照オブジェクトを使用する場合、いくつかのCQL の制限事項が適用されます。
制限されたデータ
CDB は、制限ありデータアクセス権限を持つユーザ に対してのみ、制限付き 、あるいは盲検化済み のデータを表示します。この権限は、標準的な CDMS リードデータ管理者のスタディロールにデフォルトで付与されています。制限付きデータアクセス権限を持たないブラインドユーザーの場合、ワークベンチでは制限付きアイテムはリストに表示されません。