試験翻訳
Studio から試験設計ラベルの翻訳を管理できます。Vault では、試験から翻訳可能なすべての値のリストを CSV ファイルとしてエクスポートできます。その CSV を翻訳者に送信すると、翻訳者がファイルに翻訳を追加することができます。次に、翻訳付きファイルを CDMS をインポートできます。
タブ区切り CSV: これらのファイルの拡張子は「CSV」ですが、ラベルにカンマを含めることができるため、ファイルはタブで区切る必要があります。
サポート言語
次の言語がサポートされます:
- 英語
- 日本語
- 中国語 (簡体字)
- ドイツ語
- フランス語
- イタリア語
- スペイン語
- ロシア語
- ポルトガル語 (ポルトガル)
- ポルトガル語 (ブラジル)
- 韓国語
- ポーランド語
- トルコ語
- 中国語 (繁体字)
- タイ語
- オランダ語
- ハンガリー語
- スウェーデン語
- ノルウェー語
翻訳ファイルの使用
翻訳ファイルには次の列が含まれます:
- タイプ: ラベル (イベントグループ等の event_group_def__v )
- キー: レコードのオブジェクトレコードの ID
- プロパティ: 翻訳のラベルを含むプロパティの名前(“label__v” または “short_label__v” 等)
- ベース言語ラベル: 基本言語でのラベル値
- 翻訳版ラベル: 翻訳者が入力する翻訳版ラベル値
- 言語: 翻訳のターゲット言語 (ISO 639-1 言語コードを使用する)
- 名前: ラベルのレコードの名前
- バージョン: レコードのケースブックバージョン
翻訳者は、翻訳版ラベル列内の翻訳値を入力することができます。
翻訳のエクスポート
Vault は翻訳を ZIP ファイル で 1 個以上の CSV 形式でエクスポートできます。
翻訳をエクスポートするには:
- Studio > 試験 または Studio > ライブラリ内の試験またはコレクションに移動します。
- エクスポートをクリックします。Vault はエクスポートファイルを生成します。終了後、Vault はダウンロードリンクが付きの通知メールを送信します。
インポートの準備
以下を含むファイルを保存する必要があります:
- CSV (“.csv”) 拡張子付き TSV 形式
- UTF-16 エンコーディング
Excel™ でエンコードするテキストの選択に関する詳細情報は、Microsoft 365™ サポートから「ファイルを開き保存する時にテキストのエンコードを選択する」を参照してください。
ヒント: Google Sheets™ はファイルのエンコーディングを自動的に処理するため推奨されます。
翻訳のインポート
翻訳の準備が完了したら、翻訳を Vault にインポートできます。
タブ区切り CSV ファイルを ZIP ファイルにします。
CSV ファイルを Excel™ で編集すると、「テキスト (タブ区切り)」ファイルとして保存できますが、インポートする前に CSV 拡張子に更新する必要があります。
翻訳をインポートするには:
- Studio > 試験 または Studio > ライブラリ内の試験またはコレクションに移動します。
- ZIP ファイルを参照し選択します。
- インポートをクリックします。
インポートに成功すると、翻訳を含む試験に設定される言語には翻訳ラベルが表示されます。
インポートされた翻訳のバリデーション
翻訳のインポート時、Vault は以下を検証します:
- ファイルにはヘッダーレコード/行を含む必要があります。
- ファイルには次の列があります:
- タイプ
- キー
- プロパティ
- 翻訳済みラベル
- 言語
- 基本言語ラベル
- 翻訳済みラベル
- 次の列を空欄にしてはいけません:
- タイプ
- キー
- プロパティ
- 言語
- 翻訳版ラベルフィールド値は CDMS 内の該当プロパティの名がフィールド長制限を超えないようにしてください。
- ファイルはタブ区切りになっている必要があります。
- ファイルに CSV 拡張が付いている必要があります。
行にフィールド値が不足している場合、Vault はそのレコードをスキップします。
ファイルにヘッダーがない場合や無効なファイル形式になっている場合、インポートは失敗し、Vault は「ファイルは必須のデータが不足していたため処理されませんでした」というエラーメッセージを返します。
ZIP に複数の言語ファイルは含まれる場合、Vault は各 CSV を独立して処理します。インポートのバリデーションに失敗したファイルが 1 個ある場合、Vault は処理を続行し、他のファイルをインポートします。