ラボ結果の入力
Studio と LAB でラボを設定すると、[データ入力] タブにラボの結果を入力できるようになります。
前提条件
ラボの結果を入力するには、Studio でLAB フォームを設計し、LAB 独自の追加設定を行う必要があります。LAB の設定手順については、LAB モジュールの使用を参照してください。
CDMS 臨床研究コーディネータ、CDMS 試験責任医師、CDMS 副試験責任医師の各試験ロールを持つユーザは、以下のアクションをデフォルトで実行することができます。組織がカスタムロールを使用する場合、お客様の試験ロールに以下の権限が付与されている必要があります:
タイプ | 権限ラベル | 制御 |
---|---|---|
標準タブ | ラボタブ | ラボタブへのアクセス権限 |
標準タブ | データ入力タブ | データ入力タブへのアクセス権限 |
スタディに制限付きデータが含まれている場合、それを閲覧するには制限ありデータアクセス権限が必要です。
スタディロールについて詳しくご確認ください。
結果の入力方法
ラボ結果を入力するには:
- データ入力タブで、試験に移動します。
- 被験者をクリックして開きます。
- ケースブックスケジュールのLAB フォームに移動します。
- フォームをクリックして開きます。
- 日時の収集を入力します。
-
ラボの場所を選択します。ラボの場所を基に、Vault によって被験者の年齢、性別、および対応する分析対象と基準値が取得されます。試験が、被験者の年齢をプルするよう設定されていない場合、手動で入力することができます。ラボの場所を選択した後にラボ基準値または被験者の生年月日、性別、年齢を更新した場合、リフレッシュアイコンをクリックするとラボ基準値を更新したり、年齢を再計算することができます。空欄のラボフォームの場合、空欄としてマークボタンを選択します。
- テストパネルのラボの結果列に結果を入力します。正常範囲よりも上または下の結果に対し、「高」または「低」のフラグが付けられます。
- 完了をクリックします。
結果の欠落
結果が欠落している場合、結果の欠落チェックボックスをオンにします。結果が欠落した理由を記入する必要があります。
基準値の上書き
現在の基準値が不正確な場合や、基準値がまだ入力されていない場合、基準値を上書きすることができます。
基準値を上書きするには、基準値の上書き欄の編集 () をクリックして新しい正常範囲を入力します。
基準値の上書き列は、LAB > 試験全般設定の施設によるラボの基準値の上書きを許可がはいに設定されている場合にのみ使用することができます。
施設ユーザ向けのローカルラボ
最終更新: 24R1
この動画では、施設ユーザとしてローカル LAB モジュールを使用する方法について説明しています。
システム生成の LAB クエリ
入力したラボの結果が以下の条件に当てはまる場合、自動的にクエリが生成されます:
クエリ | 意味 |
---|---|
範囲外 | 入力されたラボの結果が範囲外。 |
ラボの結果の欠落 | 施設がラボの結果を入力しなかった。 |
臨床的意義の欠落 | 臨床的意義が有効な状態で、入力したラボの結果が範囲外でありながら、施設が結果を臨床的意義としてマークしていない場合、クエリが生成されます。 |
年齢 | システムの算出年齢と一致しない年齢を入力した。 |
単位の不一致 | 選択したラボの場所から自動入力される単位を施設が変更した。 |