監査証跡の表示

Vault CDMS は、データ入力、変更、データに実行されたアクションに関する情報 (システム生成データを含む) を自動的に収集・記録します。任意の電子レコードの更新内容を確認できます。各監査入力には、タイムスタンプ、ユーザ名、影響を受けるオブジェクト、イベントの説明が含まれます。

管理者は Vault CDMS の特定の場所からレコード固有の監査履歴を表示できます。Vault 全体の完全で詳細な監査ログは、管理者 > ログで確認できます。

タイムゾーン: Vault は監査証跡のユーザのタイムゾーンを表示します。タイムゾーンの詳細情報はこちらを参照してください。

監査証跡の表示

個別オブジェクトレコードの監査証跡を表示できます。

データ入力タブから監査証跡を表示する方法:

  1. データ入力タブから、ブレッドクラムメニューを使用してフォームレコードに進みます。
  2. 閲覧したいレコードのタイプに応じた監査証跡のアクションを選択します:
    • ケースブックの場合、ケースブックスケジュールのアクションメニューからケースブック監査証跡を選択します。
    • イベントの場合、イベントのアクションメニューからイベント監査証跡を選択します。
    • フォームの場合、フォームのアクションメニューからフォーム監査証跡を選択します。
    • 品目の場合、品目のアクションメニューから品目監査証跡を選択します。
  3. 監査証跡ダイアログが開きます。X をクリックしてオブジェクトレコードのページに戻ります。

エンドユーザ監査証跡における監査イベント

以下は、Vault がデータ入力およびレビュータブに表示される監査証跡エントリーを作成するシステムおよび手動の様々なアクションです。Vault は、すべてのデータ変更を監査ログ (管理者 > ログから利用可能) で監査します。

クエリレベル

  • クエリオープン
  • クエリ回答済み
  • クエリ終了

項目レベル

  • 項目の作成
  • 項目レベルの自動保存
  • フォームサブミッション
  • 項目値の変更
  • SDV 適用
  • SDV 破損
  • DMR 適用
  • DMR 破損
  • 電子署名の適用
  • 電子署名の無効
  • データのロック済み
  • データの固定解除
  • データのフリーズ
  • データのフリーズ解除
  • 項目ステータス
  • 試験アップロード済み
  • 試験削除済み

フォームレベル

  • フォームの作成
  • フォームサブミッション
  • フォームステータス

イベントレベル

  • イベントの作成
  • イベントインタラクション
  • イベント日変更
  • イベントステータス

イベント日レベル

  • イベント日変更
  • SDV 適用
  • SDV 破損
  • DMR 適用
  • DMR 破損
  • 電子署名の適用
  • 電子署名の無効
  • 電子署名の削除
  • ロック済みのイベント日
  • イベント日のロック解除
  • イベント日付のフリーズ
  • イベント日付のフリーズ解除

ケースブックレベル

  • ケースブックの作成

症例レベル

  • 症例の作成
  • 症例ステータスの更新

アセスメント

  • アセスメント作成
  • アセスメント更新済み
  • アセスメント削除済み

プロトコール逸脱

  • プロトコール逸脱作成
  • プロトコール逸脱更新
  • プロトコール逸脱削除済み

EDC ツール: 監査証跡エクスポート

Vault CDMS でジョブを実行する権限を持つリードデータマネージャとユーザは、監査証跡監査証跡エクスポートジョブを使用して、EDC ツール > ジョブからスタディ全体のすべての監査証跡をエクスポートできます。このエクスポートには、削除されたレコードの監査証跡が含まれますが、これは上記の領域では公開されません。

監査証跡エクスポートジョブについて詳しくご確認ください。