レポートの表示
自分がレポートを作成した場合や他のユーザが共有レポートを持つ場合は、それらのレポートを見ることができます。
レポートを表示するには
レポートを表示するには、レポートページからレポート名をクリックするか、またはレポート編集ページから実行をクリックします。Vault はレポートをキャッシュしてパフォーマンスの向上を図ります。最新の正確なデータを表示するには、レポートを開いた後でリフレッシュをクリックします。
注: 「標準テンプレート」レポートを使用してデータを表示することもできます。
レポートにランタイム入力フィルタがある場合、Vault はレポートを表示する前にそのフィルタにフィールド値を入力するようメッセージを表示します。レポートが開くと、フィルタ領域の鉛筆アイコンをクリックしてフィールド値の入力情報を変更できるようになります。
レポートが開くと、列の境界をクリックしてドラッグすることで、必要に応じて列のサイズを調整することができます。Vault はこれらの変更を保存しません。レポートから離れると、列は元の幅にリセットされます。
レポートからオブジェクトレコードを開く方法
製品またはスタディのようなオブジェクトレコードを表示するどのレポートでも、オブジェクトレコードのラベルをクリックすることで、レポートから直接オブジェクトレコード詳細ページに進むことができます。オブジェクトレコードを表示する際には、他の結果レコード間をナビゲートするための矢印アイコンがありません。
レポートへ戻るをクリックして、レポートに戻ります。Vault は 10 分間だけレポート表示を保存します。その後レポートに戻る場合、レポートをリフレッシュする必要がある場合があります。
表レポートのサマリーおよび詳細ビュー
デフォルトでは、Vault は折りたたんだ状態で表レポートを表示します。つまり、すべてのグループが折りたたまれて、サマリー情報のみが表示されます。すべての詳細を表示するには、すべて展開するをクリックしてください。特定のグループのレコードをすべて表示するには、そのグループ名の隣にある矢印アイコンでグループを展開します。グループ名をクリックして詳細レポートを開き、次に完全レポートブレッドクラムリンクを使用してサマリービューに戻ることもできます。
レコードが 2,000 件を超えるレポートでは、すべて展開する/すべて折りたたむオプションは表示されません。
指標レポートのサマリーおよび詳細ビュー
指標レポートは、セルに集計を表示します。これらの集計は、カウント、平均、計、最低値または最大値の場合もあります。
集計に含まれる項目の詳しい表レポートを表示するには、そのセルの値をクリックします。レポートビューアの左上に表示される完全レポートブレッドクラムリンクをクリックすると、指標レポートに戻ることができます。行または列のフィールドが複数選択可の選択リストである場合には、これを使用できません。
上位または下位の複数のオブジェクト付きのレポート
レポートの列は、レポートのオブジェクト関係を示すため色分けされています。上位のレポートオブジェクト列はプライマリオブジェクトと同じ色で、下位のレポートオブジェクト列は各オブジェクトとは異なる色となります。これは、プライマリオブジェクトと上位オブジェクト間の関係を示し、プライマリオブジェクトに関連する下位オブジェクトがお互いに、あるいは上位オブジェクトと直接関連していないことを強調します。
プライマリレポーティングオブジェクトが参照する上位オブジェクトのフィールドを並び替えすることもできます。
キャッシュされたレポートについて
ユーザがレポートを表示すると、Vault はデータを保存するため、次回そのレポートを再表示するときに読み込み速度が速くなります。しばらくレポートをリフレッシュしていない場合や最新の正確なデータを表示したい場合には、レポートを開いた後でリフレッシュをクリックします。
エイリアス
レポートを作成または編集するユーザは、列、フィルタおよびフィルタプロンプトに「エイリアス」を設定することができます。これは、これらが Vault のドキュメントとオブジェクトフィールドに一致しない可能性があるということを意味します。元の値は、レポートビューア、エクスポート済みレポートまたはダッシュボードで表示されません。
レポートの制限
Vault がレポートに表示できる文字数は、1 行当たり最大 21,884 文字です。レポートに値が長い列が多く含まれる場合、閲覧者がレポートを実行しようとすると次のエラーメッセージが表示される場合があります:「レポートの行の一部の合計文字数が最大文字数を超えています。一部の列を削除してから再度レポートを実行してください。」