データコレクション品目タイプ

各アイテムのオブジェクトレコードにはアイテムコントロールが含まれます。アイテムコントロールは、データを入力するタイプのフィールドです。コントロールフィールドをクリックし、選択または入力してデータを入力します。次の手順では、各タイプの管理について詳しく説明します。

試験の設計によっては、品目にツールチップが付いている場合があります。情報アイコン(i) にマウスカーソルを重ねると、Vault はその品目フィールドのヘルプコンテンツを表示します。

日付、日時および時間

テキストフィールドを使用して日付と時間を入力するには、以下の形式のいずれかを使用します:

2 桁の値の日 (dd、03、12)
3 文字の値の月 (MMM、MAR、APR)、または 2 桁の値の月 (MM、01、11)
4 桁または 2 桁の値の年 (yyyy、yy、2017、17)
12 時間 (hh:mm) および 24 時間 (HH:mm) 形式両方の時間

日付または日時フィールドをクリックし、カレンダーを使用して日時を選択することもできます。月および日を選択します。年を変更する必要がある場合、カレンダーのヘッダーの年をクリックし、別の年を選択します。

日付フィールドにクリックすると、カレンダー内で日付を選択できます。月と年をクリックして前に移動し、必要に応じて日付要素を選択します。今日を一度クリックすると、現在の日付が入力されます。

単位選択リスト

フォームにデータを記録する際に、単位選択リストから測定単位を選択することができます。単位選択リストを使用することで、要求される標準単位にかかわらず、収集したデータを単位で入力することができます。デフォルトの単位はスタディデザイン時に設定されます。他の単位を使用している場合、データは保存後に変換されます。

コードリスト

コードリストコントロールは、フォームから選択できる値の定義済みの一覧です。例えば、回答コードリストから特定の回答を選択することができます。

コードリストをクリックし、次に値をクリックして選択します。コードリストコントロールをクリックするか、タブを使って入力を開始することもできます。次に、一致する結果から選択します。選択した値がリストの最初にある場合は、 Enter を押してその値を選択します。

ラジオボタン

コードリストは、フォームで値を選択できるラジオボタン制御として表示されることもあります。たとえば、ラジオボタン制御をクリックして、回答の特定の値を選択できます。ラジオボタンは、グループ内で水平方向に表示することも、リストとして垂直方向に表示することもできます。

値をクリックして選択できます。ラジオボタン制御をクリックし、キーボードを使用して値を選択することもできます。キーボードの 下 または 右 矢印キーを押すと次の値に移動します。キーボードの 上 または 左 矢印キーを押すと前の値に移動します。キーボードの Enter キーを押すと値を選択して次の品目に移動します。

テキストフィールド

クリックまたはタブを使ってフィールドに移動し、テキストを入力します。フィールドに関連づけられた文字制限がある場合、Vault は入力するごとに文字数を表示します。

数字フィールド

数字フィールドは、テキストフィールドに似ていますが、数値のみを許可します。0～9、ピリオド (.)、ダッシュ (-) の数字を入力できます。スタディデザインに応じて、Vault は入力された数字を定義された有効数字の数まで保存します。科学記法はサポートされていません。フォームが自動保存される際に、全角数字は半角数字に変換されます。

チェックボックス

チェックボックスを選択することでデータを入力することができます。

URL フィールド

品目フィールドの場合、URL (リンク) を別の Web ページ、画像またはファイルに貼り付けることができます。例えば、フォームには、外部ホストのファイルやその他のサードパーティの URL へのリンクに使用される URL タイプのフィールドが含まれる場合があります。URLはhttp[s]またはftpで始まらなければなりません。Vault EDC は値を保存する前に URL を検証します。

次に、Vault EDC は入力した URL をフォームのテキスト通りに表示します。新しいブラウザウィンドウ内で URL を開くには、開くボタンをクリックします。

画像検査のアップロード

画像検査アイテムグループで、画像検査のアップロードをクリックして、画像検査のアップロードワークフローを開始します。画像診断検査のアップロードについて、さらに詳しく知る。

フィールド変数

試験の設計によっては、一部のフィールドには、タイプに加えて構成がある場合があります。

読取り専用フィールド

一部のフィールドは、フォームで読取り専用として設定されている場合があります。フォームを編集すると、読取り専用フィールドは無効になります。読取り専用フィールドは、派生フィールドであるか、ランダム化やキット番号などの外部ツールからの値が入力されている場合があります。

派生フィールド

派生フィールドとは、フォームの送信後にVault が算出値を自動入力するするフィールドです。たとえば、生体情報フォームでは身長と体重を入力できます。完了をクリックすると、Vault EDC は被験者の BMI を計算し、それを BMI フィールドに入力します。BMI は派生フィールドの 1 つです。