JReview® インテグレーションについて

JReview® はサードパーティのデスクトップアプリケーションで、臨床データ上にチャートを作成します。JReview® を通して、ユーザはすべてのスタディデータにアクセスし、標準チャートを作成したり、そのデータから新規のチャートを作成したりすることができます。

この統合により、被験者のベースライン特性、重大な有害事象、脱落、一般的な有害事象、一般的な併用薬などを網羅したレポートおよびグラフの標準的なセットがご利用いただけるようになります。JReview® の詳細については、こちらを参照してください。

前提条件

この統合を使用するには:

  • 組織が JReview® のライセンスを有していることが必要です。

JReview® とはどのようなアプリケーションですか?

JReview® は、Java をベースとしたデスクトップアプリケーションです。JReview® を実行するには、ローカルに Java をインストールする必要があります。

インストールに関するご質問は、JReview® に直接お問い合わせください。

JReview® の始め方

Veeva サポートに連絡して、Vault の JReview® 統合を有効化する必要があります。統合が有効化されると、JReview® から直接連絡があり、JReview® にアクセスできるスタッフ 5 名のリストが求められます。これらのメンバーにはログイン情報が付与され、JReview® のエンドユーザトレーニングを受講することで、このツールの使用方法をより詳しく理解することができるようになります。

Vault はどれくらいの頻度で JReview® にデータを送信するのですか?

Jreview リスティングジョブは毎晩実行されるため、データは毎晩自動更新されます。

標準チャート

Jreview® により、EDC の実行データを表す標準チャートにアクセスでき、被験者のベースライン特性、重大な有害事象、脱落、一般的な有害事象、一般的な併用薬などを網羅できます。スタディにラボデータが含まれている場合、ラボ異常の検知、潜在的な肝毒性などを検知する、追加のチャートにアクセスすることができます。また、標準チャートに加えて、カスタムチャートを作成することも可能です。

カスタマーサービス

JReview ® では、サポートについて直接連絡できる専任のカスタマーサービス担当者が対応します。

Vault に関するご質問や問題については、Veeva サポートにお問い合わせください。